くろばらのブログ。
コメントや拍手大歓迎です。お返事は日記にて返させていただきます。
間をあけてしまいすみません。
10月になってからまだ一回も更新が・・・あああ。
あと4コマぶん、色塗ってセリフ入れればマンガ一本完成するんですが・・・
なんだか、なかなか時間がとれず。
だれだ、月曜日には更新するとか言ってたの。私だ。
本当にすみません・・・。
最近・・・は、そうそう、世にも奇妙な物語、を見逃して落ち込んでます。
厭な扉・・・楽しみだったのに・・・京極先生orz
最近の小説で読んでる、数少ない作家さんなのですが
いやはやショックです。
小説といえば。
最近有栖川有栖を読んでます。
読んでいたにもかかわらず、ずっと作者を“有栖川栗栖”だと思ってましたすみません。
作家アリスシリーズがおもしろい、と勧められ読んでます。
言ったブックオフに一作目がおいてなくて、二作目のロシア紅茶を購入し読んでいたのですが
すぐに一作目を発見したので、そっちを読んでます。
ザ・推理小説、ってカンジでいいですね。
どんどん読んでいきたいです。
と、全然幕末関係ないし・・・。
えー・・・
そうそう、維新の嵐、11月発売!
地味に、いや、かなり、楽しみです。
発売日、即効買おうと思います。
絵が、すごく、好みです。
しかし、11月・・・忙しくて死んでそうです。
いやでもがんばるよ!
以下、更新なくて申し訳ないので、慣れない小説書いてみた系のモノ
武市先生視点で虎太郎脱藩~あたり。土佐弁はムツカシイので標準語で失礼します。
10月になってからまだ一回も更新が・・・あああ。
あと4コマぶん、色塗ってセリフ入れればマンガ一本完成するんですが・・・
なんだか、なかなか時間がとれず。
だれだ、月曜日には更新するとか言ってたの。私だ。
本当にすみません・・・。
最近・・・は、そうそう、世にも奇妙な物語、を見逃して落ち込んでます。
厭な扉・・・楽しみだったのに・・・京極先生orz
最近の小説で読んでる、数少ない作家さんなのですが
いやはやショックです。
小説といえば。
最近有栖川有栖を読んでます。
読んでいたにもかかわらず、ずっと作者を“有栖川栗栖”だと思ってましたすみません。
作家アリスシリーズがおもしろい、と勧められ読んでます。
言ったブックオフに一作目がおいてなくて、二作目のロシア紅茶を購入し読んでいたのですが
すぐに一作目を発見したので、そっちを読んでます。
ザ・推理小説、ってカンジでいいですね。
どんどん読んでいきたいです。
と、全然幕末関係ないし・・・。
えー・・・
そうそう、維新の嵐、11月発売!
地味に、いや、かなり、楽しみです。
発売日、即効買おうと思います。
絵が、すごく、好みです。
しかし、11月・・・忙しくて死んでそうです。
いやでもがんばるよ!
以下、更新なくて申し訳ないので、慣れない小説書いてみた系のモノ
武市先生視点で虎太郎脱藩~あたり。土佐弁はムツカシイので標準語で失礼します。
道場はいつものように、活気にあふれていた。まだ肌寒い3月。
竹刀のぶつかる音に、生徒の声、
ありきたりの午前だった。
──しかし、それも簡単に覆る事件が起きた。
道場の戸が勢い良くガラリと開かれる。
狭い道場の中に、その音は大きく響いた。
何事か、と道場中の者が手を止め注目する。
───そこに居たのは、ひどく焦燥に駆られた中岡慎太郎であった。
一体何事かと窘めようと口を開きかけた、その瞬間、
それより先に慎太郎が叫ぶ。
「虎が・・・虎太郎が脱藩した…!!!」
───ざわり、と道場が揺れる。
無論私もひどく動揺した。
今すぐ慎太郎の肩を掴み仔細を問いたい衝動にかられた。
しかし、生徒の目が、それを自重させた。
私は、冷静を装い慎太郎の前に立つと、低い声で問いただす。
「慎太郎、それは真か。」
「は、い・・・一応、奉行所には行方不明で通って、ます。しかし・・・間違い、ない、です。」
なんという、ことだ。
目の前が暗くなりぐらりと揺らぐ。
「それと、虎太郎を慕ってた・・・惣之丞、も、一緒に・・・。」
慎太郎はここまで全力で駆けてきたのであろう。
今にも倒れそうに、肩を落とす。
憔悴しきっている。
無理も無い。
彼も寅太郎と同じく大庄屋の身分で、幼馴染だったと聞いている。
親しかった者がある日なんの相談もなく突然脱藩など・・・。
「あの、虎太郎が・・・。」
吉村虎太郎は、早くに亡くなった父の後を立派に継ぎ、よく働く者だった。
背は低いが、色白で、少しきつい目元と整った顔立ちは、男も女も見惚れるものだった。
武士ではないが、どこか品があり、他のものとは違った雰囲気を持っていた。
道場でもよく鍛錬し、向学心もあり、まだ若輩にもかかわらず、人望に厚い。
党内でも、龍馬や収二郎に次ぎ、人気もあった。
私は虎太郎に、よく目をかけているつもりだった。
これからは、このような若く、有望なものが先に立ち、活躍すべきだと。
そう、考えていた、のに・・・。
(勝手なものだ・・・自分勝手に期待をかけておきながら、裏切られた気分になるなぞ、・・・)
ふっ、と自嘲に口が歪む。
「あいつ・・・」
一息ついた慎太郎が地面を睨みながら話し出す。
「あいつ、長州藩の久坂先生のところに行ったんだと、思います・・・。」
「・・・」
長州の久坂玄瑞。
江戸に剣術修行に出たとき、何度か尊皇攘夷について語らった覚えがある。
彼は、武力による攘夷決行を唱える強硬派であった。
「武市先生が、あれほど一藩尊王をとなえていらっしゃるのに、あいつ・・・その・・・。」
慎太郎がいいにくそうに、口ごもる。
「わたしの考えは、甘い、と。」
ぼそり、と呟けば
慎太郎はばっ、と顔をあげ、勢いよく首を横に振った。
「い、いえ!!決してそのようなことは・・・!」
慎太郎の大きな瞳がさらに大きくなり、顔を真っ赤にしてこちらを見つめる。
その必死さに、思わず笑みがこぼれる。
「気にするな、前々より、虎太郎が言っていたことだ。」
慎太郎は、はっと息を飲み、瞬間、その大きな瞳に涙を溢れさせた。
「くそっ・・・あいつ・・・なんで・・・なんで・・・っ!!!」
(何故、か・・・)
──先生、先生は何故他藩ともっと交流を持たぬのですか。
──この土佐藩を、本当にご自身で変えられるとお思いですか。
────たとえ、それが実現したとしても、それではあまりに遅い、遅いのです・・・。
以前、寅太郎と酒を飲み交わした時、彼はしきりに私を説き伏せようとしていた。
思いつめたように、その目元をより険しくさせて。
ああ、何故私は気づいてやれなかったのだ。
後悔しても、もう遅い。
それよりも、今は虎太郎脱藩の事実に、党内での統率が乱れることを阻止しなかれば。
今党内が乱れれば、綻びはあっという間に大きな穴となり、修復することが難しくなるだろう。
上士に、付け入る隙を与えてはならない。
──それでは、遅いのです・・・。
虎太郎の言葉が、頭の中で反芻した。
そして、その数十日後・・・・
龍馬が、脱藩した。
「何故・・・・何故だっ!!!」
一人、蔵に篭り、声を上げて泣いた。
妻の富が心配しているだろうが、それも今は考える余裕もない。
あの、龍馬が。
兄者、武市の兄者────
あの、人懐っこい笑みが視界の端で揺らいで消える。
「龍馬・・・・っ!」
お前も、虎太郎と同じなのか。
俺が、甘いというのか。この俺が。
──遅いのです・・・。
──兄者の頼みだ、俺も土佐勤皇党に入れてくれ。
虎太郎の言葉と、思いつめた顔。龍馬の笑顔と笑い声が、浮かんでは消える。
「甘い、か・・・」
ならば、その甘さを捨てようではないか。
虎太郎に次ぎ、龍馬脱藩の知らせで、党内の動揺はより大きくなっていった。
迷っている、暇は無い。
早く、この土佐を、尊皇攘夷に染めなければ。誰でもない、この、俺の手で。
そのためには────
党員の、信頼できる者を呼び集めて戸という戸を締めきる。
俺の尋常でない雰囲気を感じ取ったのか、皆、強張ったように身を縮めている。
「ここに居る者を信頼しての相談だ・・・・」
甘いというなら、甘さを捨てればいい。
邪魔なものは、排除しれないい。
「我ら尊皇攘夷の志を理解できぬ、天皇様の御心を理解できぬ者に、天誅を下す。」
龍馬、虎太郎、これでいいのだろう?
「吉田東洋に、天誅を。」
─終─
色々時代考証間違ってたらスマセ。
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